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NEWS

2025.09.15
繁忙期の暑さ対策

代表取締役社長 櫻井 賤男
 今年の夏は、特別と感じました。気象庁の発表(9/1)では、2025年の夏(6~8月)の日本の平均気温が、平年との差2.36℃統計開始以来最も高かったとの事(1898年統計開始以来、127年間で最も暑い夏となる)。今後も10月にかけて、厳しい暑さが続くとの事で、暑さの慣れから暑さ疲れ対策が必要です。水分、塩分補給は勿論、睡眠と3食をしっかり取って熱中症対策お願いします。
 今年の安全衛生大会は7/5(土)、関西電力㈱庄川水力センター田村所長様と黒部川水力センター米津所長様からご講演いただきました。この中で安全行動の誓いは、21年前美浜原子力発電所の事故再発防止の為に出来たとの事。5つの文言は自分事として取り組む。誰かがやってくれるのではない。この事を田村所長の言葉で話され、繁忙期の時期にあたって、改めてしっかり理解して実行したいと思います。又米津所長様からは、今年6月より労働安全衛生規則が改正され、熱中症の対処法は初期対応が生死を分けるとの事で、一刻も早く医療機関へ運ぶために、急病人運搬自転車(くろリン)も紹介されました。協力会社として、各現場での仕事スタート時、安全行動の誓いを再確認し、作業員の体調に万全を期して作業を継続したいと思います。
 9/3付電気新聞ウェブに記事高嶋 哲夫(作家)氏の“過去を切り捨てる勇気”が掲載されていたので紹介します。昭和100年、戦後80年、日本は高度経済成長を経て大きく変化して来た。その背後には常に技術革新があった。昨今、AIが社会の中枢に入り込みつつある。産業革命が人の労働を機械に、情報革命が文字をデジタルに置き変えた様に、AIは知的労働を再定義しようとしている。生成AIはあらゆる領域に影響を及ぼしている。文明の歴史は技術の加速と人間の適応のせめぎ合いの繰り返しだ。変化に背を向けるのではなく、必要なものを残し、不必要なものを切り捨て、新しい価値を創造する。これが次の世代の鍵となる。この記事を読んで改めてAIの必要性を感じました。今後あらゆる機会をとらえて、AI情報を活用して、自分達の一番困っている事の解決に活用出来ればと思います。
 10月一杯、暑さ対策が必要です。仲間の安全意識を高めて、今年も無事故無災害で終える事を祈念します。