取締役 工事部 専任部長　内山　寛峰
　このたび、取締役に就任することとなり、まさか私のような者がそのような大役を仰せつかるとは思いもよらず、いまだに驚きと戸惑いを隠せずにおります。身に余る重責を感じるとともに、自分に果たして務まるのかという不安も正直なところ拭いきれません。
　しかしながら、このような機会を頂けたことは、これまで支えてくださった諸先輩方、そして日々共に働いてきた皆様のおかげであると深く受け止めております。皆様のご厚意とご期待に応えるべく、この機会を前向きにとらえ、与えられた責務に真摯に向き合っていかなければと感じております。
　これまで私は、特需対応における搬送装置や洗浄装置の開発に携わり、試行錯誤を重ねながら実用化に向けて努力してまいりました。困難の中でも仲間と力を合わせ、形ある成果へと結びつけてきた経験は、私にとってかけがえのない財産です。そして現在、この分野の技術と知見を次世代へ着実に継承していくことが、喫緊の課題であると強く感じております。これまでの経験を基に、若手技術者の育成にも力を注いでまいります。
　今後は、これまで以上に広い視野を持ち、会社全体の方向性や課題に対して的確に対応できる力を培っていく必要があると感じております。社員一人ひとりがやりがいを持ち、安心して力を発揮できる職場環境づくりにも力を注いでいきたいと考えております。
　未熟な点も多々ございますが、誠実で素直な姿勢を忘れず、責任をもって取り組んでまいりますので、引き続きご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。